決済代行サービスを手がけるJ―Payment(ジェイペイメント)は8月8日、子会社を通じて「サブスクリプション」と呼ばれる継続的に請求・課金が発生するビジネスモデルに特化した請求管理システムの提供を開始した。請求書の作成だけでなく、定期的な請求書の発行や送付のほか、消込、催促通知などの作業を自動化することができるため、毎月必要な経理部門の手間を省き、コスト削減につながるという。

新サービス「継続請求管理ロボット『経理のミカタ』」は、請求先と請求情報を登録するだけで、請求書の作成・送付、集金、消込、未収金催促といった毎月必要な一連の業務を自動化するというもの。

 請求・消込結果は管理画面にグラフで表示されるため、キャッシュフローの確認が簡単にできる。通知機能により請求書送付忘れなどのミスも削減。また、CRMや会計ソフトなど外部との連携にも対応しているという。

 同社は新サービスのターゲットをあらゆる継続型ビジネスを提供している事業者としており、「全方位的に営業活動を行う」(清久社長)という方針だ。

 料金は初期費用が5万円から、月額費用は請求先数に応じた従量課金制になっており、最も安価なケースでは100件までで月額1万円となっている。

 なお、同社は9月1日付で社名を「Cloud Payment(クラウドペイメント)」に変更。今後は「決済会社ならではのクラウドサービスを展開していく」(清久社長)考えだ。

http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2014/08/post-1937.html